スイッチングソフトウェア「Intelligent Switching」を使えば、複数カメラからベストアングルの映像を生成できます。
スポーツ撮影の課題
フットサルやバスケットボール等のフィールドスポーツは、広いコート上で選手が激しく動き回っています。それらのプレーシーンを撮影しようとすると、一般的なビデオカメラでは、全域を捉えることはできず、撮影者が試合中、常にカメラを手に持ってズーム倍率や方向を調整しながら撮影しているのが現状です。しかし、こうした撮影は、撮影者の負担になっており、操作の誤りや一瞬の気の緩みから、プレーのベストシーンを撮り逃すといった問題が生じます。こうした問題を解消すべく、撮影者をカメラから開放します。
本システムの特長
本システムは、複数のカメラを据え付けて撮影するだけで、それらの映像からベストシーンのカメラに自動で切り替えて、一つのスイッチング映像を生成します。
下図のように、フットサルコートの中央に4台のカメラを据え付け、左右のゴール付近およびセンターライン付近を撮影するだけで、両チームの選手が攻防を繰り広げているカメラ2が自動で選択され、映像が切り出されます。本システムでは、各カメラの映像に映り込むボールの動きを優先しつつ、選手のプレーから適切なカメラを自動選択します。
フットサルでのスイッチング例
また、本システムは、カメラの台数や設置位置に制限はありません。下図のように、コートのいたるところに据え付けたカメラの映像からでも、選手が攻め込もうと前進する迫力のカメラ4を自動で選択することができます。
バスケットボールでのスイッチング例
